精密な治療を可能にする、ルーペ、マイクロスコープについて
投稿日:2019年11月20日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。
本日はルーペ、マイクロスコープについてお話したいと思います。
みなさんはルーペ、マイクロスコープとは何かご存じでしょうか?
ルーペは拡大鏡、マイクロスコープは顕微鏡と言えばわかりやすいかもしれません。
下の写真で私がつけているのがルーペになります。また、次の写真が当院のマイクロスコープになります。
これらを使えば何が良いのかというと、裸眼では不可能な、非常に精密に歯の治療が行えるということです。医科では心臓血管や脳神経の手術などにも使用されています。
私は歯科医師になりたての研修医の時、常に悩んでいました。
それは私の信条である、精密な診断、精密な治療を患者様に提供したいということが、全くできなかったからです。裸眼では虫歯や歯周病の菌がしっかりととれたのかなどがわからず、感覚で治療するしかありませんでした。
その悩みはルーペ・マイクロスコープを使用してからなくなりました。暗くて小さい歯を、明るく大きく見ることができます。虫歯が全部とれた、歯周病の菌をしっかりととれた、ということを自分の目で確認できるのです。初めて拡大鏡で歯を見た時の感動は、今でも忘れられません。
裸眼では下の写真のような小さな歯でも
マイクロスコープで見た場合、こんなに大きく、明るく歯を見ることができます。
私は裸眼で行う治療は不安で、やりたくありません。暗くて狭い口の中で小さな歯を裸眼で見ても、精密な治療は困難です。虫歯や歯周病の菌がしっかりととれたのか、確実に判断したいのです。
ルーペやマイクロスコープを用いると、歯や歯ぐきがしっかりと見えますので、非常に精密な治療が可能になります。抜歯と言われた歯も残すことが可能になるかもしれません。歯でお悩みの方は、ぜひ行徳スマイル歯科へお越しください。
高津
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