歯周病が全身の病気に与える影響について
投稿日:2020年8月25日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。
今回から、歯周病と全身の病気との関係についてお話したいと思います。
歯周病が数々の全身の病気に影響を与えてしまうことがわかってきました。お口の健康が全身の健康に大きく関係しているのです。特に全身の病気が増える高齢者に、歯周病が影響を与えることで、命に関わることもあります。この関係をペリオドンタルメディスンといいます。
21世紀における国民健康づくり運動である、「健康日本21」でも、歯周病が早死に、全身の障害になる危険な状態の1つとされています。悪い食生活、飲酒、喫煙、お口の清掃不足、運動不足は歯周病、高血圧、肥満、高脂血症、糖尿などの危険な状態を引き起こします。その危険な状態が、ガン、心臓疾患、脳疾患を起こして寿命を短くしてしまいます。もしも、たくさんの危険な状態になっている場合は、お互いに影響を与えて、病状が急激に悪くなります。糖尿病に関しては歯周病のリスク因子になりますし、また歯周病も糖尿病を悪化するリスク因子になります。
お口の健康は全身の健康につながります。生活習慣が良くないとお思いの方は、一度見直してみることをお薦め致します。行徳スマイル歯科では、歯周病の治療、予防に力を入れております。ぜひいらしてください。
高津
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