精密根管治療(前歯)
投稿日:2021年1月11日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の山口です。
今日は先日治療いたしました、前歯の精密根管治療の症例です。
通常のレントゲン写真です。患者様ご自身には痛みや違和感は全くありませんでした。ところが、歯に詰められていたプラスチックの詰め物と歯の間に虫歯があり、レントゲンで前歯に怪しげな影を感じました。この段階では私もよく見えていません。
そこで正確に歯の状況を知るためにCT写真を撮り観察すると、かなり大きく顎の骨が溶けていることがわかりました。また、隣の歯まで浸食が広がろうとしていましたが今のところ問題ありませんでした。
患者様と相談の上なるべく歯を残すべく、精密根管治療を行っていくことになりました。
マイクロスコープ下での根管形成・洗浄後にMTAという特殊なセメントを根の中の空洞に詰めていきます。
今回は骨の溶けている範囲が大きいため最終的な被せ物は骨の治癒が見られてから行う計画とし、経過を見ていくことにしました。
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