歯周病治療
投稿日:2020年11月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。今回は、歯周病の治療についてお話します。
この方は、左上の歯が咬んだ時に痛い、歯ぐきが腫れているということで、9月頃にいらっしゃいました。写真の通り、左上の前から5番目の歯と6番目の歯の間の歯ぐきが大きく腫れ上がっています。よく見ると、腫れた歯ぐきの中に、歯周病の菌(プラーク)がたくさんついています。レントゲンを見ても、顎の骨が溶けてしまっていました。
歯ぐきの治療を行い、歯周病の菌を取りました。歯周病の菌は一度とったとしても、きちんと磨けていないと数日でまたできてしまいます。患者さまには、歯ブラシの他に歯間ブラシも頑張って行ってもらうようにお伝えしました。
歯周病の治療は段階を踏んで行います。一回目の治療は浅い部分の菌をとり、二回目の治療は歯ぐきの中の深い菌を取ります。二回目の治療の段階で、腫れあがっていた歯ぐきはだいぶ治っていました。引き締まってきているのが分かります。患者さまも毎日歯間ブラシを使って掃除しているとのことでした。
二回目の治療後、間を空けて歯ぐきの治りを検査しました。歯ぐきは引き締まり、健康的な状態になっていました。痛みなど気になることはなくなったそうです。今後は今の状態を維持できるように、歯周病の治療を継続して行っていくことになりました。
歯周病の治療は一回で治ることはなく、時間がかかる治療です。また患者さまの毎日の歯磨きが非常に大事です。私たちと患者さまの二人三脚で歯周病に向き合ったので、今回は非常に良い結果を得ることができました。歯ぐきのことでお悩みの方は、ぜひ行徳スマイル歯科にお越しください。
高津
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