コロナストレス?
投稿日:2020年6月9日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。
最近寝ている時の歯ぎしりを自覚、もしくは周りの人から指摘されてマウスピースを作る方が多くいらっしゃるように感じます。
コロナウイルスの為に日常生活や仕事の環境が一変した方は多いと思います。また、緊急事態宣言も解除されましたが、油断はできない不安な状況で引き続き自粛生活をされている方も多いでしょう。
そういった環境の変化、自粛生活をストレスに感じる方は少なくないと思います。
寝ている時の歯ぎしりの理由の一つに、ストレスの関与があげられています。ストレスを多く感じるほど歯ぎしりが増えるとも言われています。
他にも、日中にストレスを感じた時、食いしばってしまう方がいらっしゃいます。またストレス発散のため、硬い氷や梅干しの種などを噛んでいるという方もいらっしゃいます。
歯は毎日歯ぎしりや食いしばり、食事などから力を受けています。多くの方が気づかないうちにどんどん歯はすり減っていき、中には割れてしまい神経が痛んだり、最悪抜歯になることもあります。
ストレスへの対処方法として、生活環境を変える、ストレス発散する趣味を見つける、などがありますが、なかなか急には難しいと思います。
まずは自分がストレスを感じていないか、歯ぎしりや食いしばりをしていないかを意識することが第一です。
日中は食いしばっていると気づいたら、すぐに上下の歯を離して、深呼吸してリラックスすることを薦めます。
寝る時の歯ぎしり・食いしばりは防ぐことができないので、マウスピースをつけることを薦めます。(保険適応で3,000円前後で作ることができます。)
以前に書いた内容ですが、銀歯を入れている歯、銀歯と噛み合っている歯には非常に強い力がかかります。それに歯ぎしり、食いしばりの力が加わったら、歯が加速して壊れてしまいます。必要に応じて、セラミックなどの歯に優しい材料に変える事を推奨します。
上記のようなことが少しでも当てはまるという方でより詳しい説明をご希望の方は、ぜひ行徳スマイル歯科までお越しください。
高津
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