大きな虫歯の治療
投稿日:2021年4月13日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。
今回は、大きな虫歯の治療についてお話します。
患者様はお口全体が歯ぐきの病気(歯周病)や虫歯になっており、現在も歯ぐきの治療で通われている方です。
虫歯の治療を行う前に、なるべく先に歯ぐきの治療を行ったほうが良いです。その理由は、歯ぐきが腫れている状態では出血などが起こりやすく、歯が乾燥しにくいからです。虫歯治療で多く用いられるプラスチック樹脂(レジン)が歯と接着するには、乾燥状態が必須になります。よって、歯ぐきの治療を先行して行い、腫れてしまっている歯ぐきを引き締めて出血などが起きにくい状態を作り、虫歯の治療を行います。
とても大きな虫歯でした。歯の頭から歯ぐきの所まですべて深い虫歯になっていました。しかし、先に歯ぐきの治療も行っていたので、歯ぐきからの出血はなく、また慎重に虫歯を削っていったので、神経も残すことができました。
プラスチック樹脂を歯に接着し、一回で治療を終えることができました。見た目が綺麗になり、患者様は喜ばれました。
行徳スマイル歯科では、基本的な治療から高度な治療まで幅広く行っております。ぜひお越しください。
高津
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