ブリッジが脱離した部分を再治療した症例(71歳:男性)|市川市の歯医者|行徳スマイル歯科

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ブリッジが脱離した部分を再治療した症例(71歳:男性)

脱離した左上奥歯のブリッジを再治療した症例

▼以前、治療した部分のブリッジが外れたとのことでご来院された患者様です。

初診時のレントゲン

部分的に詰める形のブリッジが装着されていましたが、手前の接着が外れていました。聞くと5年前ほど前に治療した所だったとのことでした。患者様の他の歯の具合を見ると擦り減っていたり、顎の骨の形を見ると噛み合わせがとても強いということが予測されたため、ブリッジが揺さぶられ、脱離してしまったと考察しました。

各ブリッジのメリット・デメリットを説明後、治療計画の立案

患者様とブリッジの形態におけるメリット・デメリットを十分に説明し、理解して頂いた上で全体的被せるブリッジでやり直し治療をすることとなりました。

部分的に詰める形

部分的に詰める形

【メリット】
・製作時に、歯を削る量が少ない。
【デメリット】
・たわみ・歪みに対して抵抗性が弱く、外れたり取れたりしやすい。
・適合が悪くなりやすい。
・結局、虫歯に再度なりやすくやり直しや削り直しが多い。

全体に被せる形

全体に被せる形

【メリット】
・力に対して抵抗性が大きく外れにくい。
・適合が良い
【デメリット】
・制作時に歯を削る量がやや多い
・削る量は増えるので染みたり一時的に痛みの出るケースがある。

土台の形成

土台の形成

(写真:青線…歯と歯肉の境界・赤線:今回削った境界)
(写真:赤矢印…削らずに保存したエナメル質)
(写真:黒矢印…ブリッジが壊れない+外れないために1.5㎜の厚みを確保)

今回、歯の全周を削る計画としたが、その中でも最大限に歯質を残せるよう被せ物の歯との境界を歯肉と同じところまで削らずに、歯肉より2~3㎜上に(歯肉縁上)設定しました。前歯では審美的要因からここまで上に境界を設定しにくいですが、今回は奥歯でそれほど目立たないことを患者様に説明し、同意の上決定しました。

オールセラミックのブリッジを製作

オールセラミックのブリッジ

採取した歯型から、オールセラミックのブリッジを製作しました。自然な仕上がりになるよう、周囲の歯の色調と合わせています。

ブリッジを装着して治療完了

ブリッジを装着

完成したブリッジの適合を確認後、隣の歯との接触具合や噛み合わせの最終調整を行い、土台の歯に接着して治療完了です。

年齢/性別 71歳 男性
治療回数 2回
リスク・注意点 ・詰める形のブリッジより削る量が多く一時的に、染みたり痛む可能性がある。
・2本連結しているため、どちらかの歯に問題が出た時すべて取り外す必要がある場合がある。

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