舌小帯切除
投稿日:2020年9月28日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科医師の山口です。
今日は舌小帯切除の症例をご紹介します。
舌小帯とは下の裏側にある筋の部分で、筋が硬く引っ張る力が強いと舌を動かすのに制限が出てしまうケースがあります。
舌を前に出したときに筋が強いと、この様に【ハート形】の形になるのが特徴です。
成長に伴い基本的には筋が延びてくる場合が多いとされますが、発音や活舌の問題から早期に対応する場合もあります。
今回の症例のお子様は矯正科医との相談の元、早期に対応することとしました。
虫歯を削るのと同様に局所麻酔を舌にかけ、筋を切り離していきます。
手術時間は麻酔の時間を含めても30分ほどです。
術直後から、明らかに舌の動き・可動域に変化が見えます。
術後に機能訓練、発音練習をすると活舌の改善が見られます。
今回の症例の様に切除となるケースもありますが、筋を伸ばすストレッチですぐに変化するケースもあり、対応についてはそれぞれの場合でご相談させていただければと思います。
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