ラバーバム防湿|市川市の歯医者|行徳スマイル歯科

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ラバーバム防湿

投稿日:2020年5月29日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科医師の山口です。

ラバーバム防湿。についてのお話です。

聞きなれない言葉だと思います。

ラバーダムとは、治療する歯のみを隔離し、唾液や浸出液などの細菌が入らない、器具の誤飲などを防ぐために海外では専門医と言われる結果を求められる歯科医師は必ず行うようです。



日本ではどうでしょう?我が国では根管治療の成功率は世界ワースト1と言われるくらいに根管治療が軽視されています。そこにはいろいろな原因が考えられますが、一番簡単な理由は感染に対して無頓着であるということです。我が国は島国であるという性質がら感染に対してとても無頓着な国と言われる場合もあるようです。


一方ヨーロッパではアフリカ大陸を始め多くの国が陸続きであることから、古くから隣国で感染症が起これば、他人事ではないという認識を強く持っているそうです。そのため、ヨーロッパ諸国ではとても感染に対して、高い意識があり、また国レベルでの規定も存在するそうです。


また、アメリカは訴訟社会ですので、論文上行わないことが患者の不利益につながる場合それは、重大な過失であるというように評価されるでしょう。そのため、アメリカでは感染の意識というよりは、訴訟に備えて、もしくは治療結果に対して、現在の我が国より厳しい目で評価されるために、行わざるを得ないでしょう。


いくつかの利点、欠点を紹介させていただきます。
そこで患者様自身がまだラバーダム防湿をしない治療を受けることを望まれるか、一度考えていただけることをお勧めいたします。

ラバーダム防湿が必要な処置の代表例
1 根管治療
2 虫歯治療
3 セラミックスなどの審美修復
4 小児の治療
など、歯科治療の多くの場面で本来ラバーダム防湿が必要です。

根管治療や、接着操作(虫歯を埋める樹脂であるコンポジットレジンの接着、セラミックスの接着)

当院では行わないことで成功率が確実に下がることが報告されているものを行わないのは正しいとは考えません。しかし、我が国では保険診療にはラバーダムの料金はありません。


当院においては、精密根管治療を行うときには原則的にラバーダム防湿を行います。

 

ラバーダム防湿が治療の成功率をあげる理由(利点)と欠点
1唾液による感染を防ぐ

虫歯を削ることや根管治療をすることの主な治療目的は虫歯菌、歯周病菌の排除をし、そこに再度感染をしないようにして、元々あった形態を回復することにあります。しかしラバーダム防湿をしないと、治療をしている側から、唾液がついてしまい再感染をしてしまいます。
唾液中には、無論虫歯菌や歯周病菌が大量に含まれているためです。

虫歯であれば、正確に虫歯を除去し、その後唾液や呼気によって汚染されない、もしくは湿気のない状態でなければ、正しい接着操作や無菌的操作は不可能です。
接着というのが患者様からはピンと来ないかもしれませんが、セロテープやアロンアルファをイメージしてもらえれば良いのですが、汚れているところや、濡れているところに正確に物をくっつけることができるでしょうか?難しいですよね。口腔内は湿気が奥歯では90%近いとも言われます。見た目上はくっついていたとしても私たちの相手は細菌ですので、細菌が侵入できないほどにぴったりと接着されていないければいけません。


もちろん接着が不正確であれば、被せ物や詰め物の脱離、虫歯の再発、根管治療の失敗につながるのは明白です。

2治療部位の消毒ができる

再度唾液がつかない状態で、治療部位自体の歯の表面を消毒します。

3殺菌力の強い消毒薬が安全に使える

ラバーダム防湿をせずに強い薬剤を使ってしまうともし歯から漏れ出した時に、舌や口腔粘膜をやけどさせてしまったり、強い痛みを発生させてしまう場合があります。

4舌や頬が治療中に邪魔をしないために治療に集中できる

歯科医師の側からすると口腔内は暗くて狭くて、舌や頬など治療を邪魔する要素でいっぱいです。また患者様の側からすれば、治療のために舌を強く押される、ましてや強い薬剤が口腔内に入ってくることは不快以外のなにものでもないはずです。
歯科治療を精密に行われる時には、集中力が結果を左右します。

5水分、湿気を遮断できる

1の部分で記載しましたが接着操作をする場合、水分、湿気のある状態では良い結果は望めません。日本歯科接着学会などでも多くの論文が投稿されていますし、海外では常識とされています。根管治療だけでなく、ダイレクトボンディング(虫歯のあとの詰め物)やセラミックス治療においても可能なかぎり行うべきものです。

 

6器具が口の中、喉に落下するのを防ぐ

根管治療は特にそうですが、歯科治療では細かい器具が多い為、また被せ物も小さい為、誤って口の中に落としてしまった場合に誤飲(患者様が間違えて飲み込んでしまう)ことを防ぐことができます。器具が食道を伝って飲み込んでしまった場合は内視鏡にて取り出さなければ行けない場合もありますし、器官に入ってしまう場合は手術にて取り出さねばならないこともあります。患者、歯科医師双方のためにもラバーダム防湿は大切です。

7舌や頬を傷つけない

4の部分に記載しましたが、舌や頬は歯科治療の際にとても邪魔になってしまいます。そのため通常歯科医師が気を付けていても、患者様によっては、舌をどうしても動かしてしまう、頬の膨らみがとても大きいなどの場合傷つけてしまう場合があります。ラバーダムは唾液や湿気だけでなく当然、舌や頬も排除されるため、傷つける心配がありません。

8水が喉に入ってこないため、水が苦手な方でも安心して治療を受けられる

歯科治療時の水が苦痛だという患者様は意外と多くいらっしゃいます。
その為、水が溜まるごとにうがいをしないといけない場合があり、患者様は辛い、歯科医師、衛生士側としては治療を度々中断しなくてはならないため、とても治療が困難です。
ラバーダム防湿を行なっているときは、水もラバーダムの上に溜まるため、水が直接流れてくることはありません。

これだけの利点があるため、行うべき処置ですが、欠点がいくつかあります。

1治療中ずっと口を開いている状態である
顎を長時間開けていること自体が苦痛になってしまう場合があります。
その場合は治療時間を短くすることやできるだけ小さく開けていただくなど対応致します。お申し付け下さい。
2治療の水は入ってこないが、唾がたまり、それを飲み込むのが少し困難
口を大きく開けて長い時間治療を受けているとどうしても唾液がたまります。それはご自身の唾液ですので、飲み込んで構いません、しかし、口を開けさせられていると唾液を飲み込むことが少し難しくなります。どうしても飲み込むことが難しい方はこちらで吸引することができますのでお申し付けください。
ラバーダム防湿を行なっているときは、水もラバーダムの上に溜まるため、水が直接流れてくることはありません。
3ゴムが苦手な方には不快感が伴う
ラテックスアレルギーなどの方には専用のラバーもあります。ご相談ください。

 

 

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