小さく見える虫歯も注意
投稿日:2021年1月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の高津です。
以前もブログでお話しましたが、虫歯は入り口は小さくても歯の中で大きく広がるというやっかいな特徴を持っています。入り口が小さい為、冷たい水を飲んだりしてもしみにくく、気づきにくいです。気づくころには虫歯で歯に大きく穴が開いて、神経を取らないといけなくなることも少なくありません。虫歯の見た目が小さいからといって油断してはいけません。それがただの黒い着色で治療する必要がない、ということもよくありますが、しっかりと見たり触ったり、レントゲンで検査をすることで、虫歯であると診断することができます。見つかった時点で、中で虫歯が広がっていることを予想して、放置せずにすぐに治療することが、神経と歯を守ることになります。
この患者様は全く歯に痛みは無かったのですが、下の奥歯に小さい黒い点が見えました。着色か虫歯か診査した所、虫歯であることが分かりました。
少し入り口を削った所です。はっきりと虫歯が確認できます。
虫歯をすべて取りました。やはり大きく中で広がっていました。
詰め物を詰めて治しました。早めに虫歯を発見できれば、歯を削る量が最低限で済むことが多いです。
行徳スマイル歯科では、精密な診査、治療に力を入れております。ぜひお越しください。
高津
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